阿知須牛(あじすぎゅう)とは
山口県山口市にある福嶋牧場が肥育した黒毛和種の牛を当店・あじすが仕入し、販売を行う牛を「阿知須牛(あじすぎゅう)」といいます。
全国数々の賞を受賞した福嶋牧場自らが子牛市場に出向き、子牛の中から血統をふまえ将来、肉付きよく育つ姿が思い浮かぶ厳選した子牛のみ牧場へ。
住宅地の中にあるにも関わらず、風通しよくとても静かで牛にストレスなくリラックスして過ごせる環境を重視した結果、オルゴールの音色が心地よく響く牛舎は動物特有の匂いが一切なく、敷き詰められたおがくずの匂いがほんのりと漂い全国から視察が絶えることがありません。
約2年間、ストレスなくリラックスして過ごせる環境にて1頭1頭の性格を見極めながら手塩にかけて肥育された牛は日本一の肉牛として全国数々の賞を受賞。
味のすばらしさ、黒毛和牛の旨味が濃く風味豊かな肉は「肉の芸術品」として市場関係者から賞賛されています。
当店・あじす牧場は、福嶋牧場で肥育された山口県産黒毛和牛「阿知須牛(あじすぎゅう)」を販売しています。
※「阿知須牛」はあじす牧場株式会社の登録商標です。
圧倒的な安定感
平成16年度全国肉用牛枝肉共励会(以下、枝肉全共)で名誉賞に輝いたのは、山口県の福嶋譲二氏の出品牛であった。 これは枝肉全共の歴史上初となる西日本からの名誉賞であり、山口県という東京ではあまり見られない産地、しかも過去最高の単価1万7012円と枝重568kgを記録し、さらには福嶋氏が当時28歳という若さでの受賞。
枝肉全共は全国から腕利きの肥育農家が自慢の肥育牛を持ち寄る共励会であり、そのレベルの高さは折り紙付き。過去に2度名誉賞を獲得したのは昭和60年と平成18年の長島勝男氏(茨城県。昭和60年は丹野肥育牛組合として出荷)のみで、連続して入賞することすら難しいと言われている。
この共励会で福嶋牧場は譲二氏と父の経男氏二人で、平成16年から19年まで7頭出品して5頭が入賞(16年名誉賞、17年優秀賞1席、18年優良賞5・6席、19年優良賞8席)と、極めて安定した成績を残している。 また、同牧場が所属する東京出荷組合の共励会・研究会でも3回連続の最優秀賞(平成17年冬、18年夏・冬)、さらには全国和牛能力共進会でも平成14年の岐阜大会では特別賞の脂肪交雑賞、平成19年の鳥取大会では同じく歩留賞を受賞している。